部屋に入ると、机の下に何か落ちているのが目に入った。

近付いて見ると、写真が裏面を上にして落ちていた。

私は拾い上げると、表を見た。


そこに写し出されていたのは、紛れもなく私…

でも、この隣りに写っている細身の男性は誰だろう?


父とは明らかに別人だ。

どこか懐かしい感じがする人だ。それに、凄く優しい表情をして私を見ている…



あ、痛たた…
また頭痛がする。


何かがきっかけになっているのは分かるが、何が原因で頭痛がするのかは分からない…


あ!!
早く準備しないと、今日こそ遅れてしまう。


写真を机の上に置くと、バタバタと服を着替えバイトに向かった。



今日も昨日と勤務時間は一緒だ。そして乗った電車も同じ。

本町駅から、今日も小走りでコンビニに向かった。


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