サトシからの手紙――

私は封筒から取り出すと、ベッドに座り読み始めた…



>他の人が見付けない様に、ここに隠しておきます…



僕は家族を守る為に決意しました。
犠牲…ではなく、自ら望んで先に逝くのです。


最近、あの女が毎日の様に僕の所に現れています。

僕は大丈夫だけど…
もし、他の家族の前に現れた時の事を考えると心配でなりません。



きっと近い将来、僕はあの女に殺されるでしょう。

それならば、自らの意思で家族を守る為に、この生命を使った方が良いという結論に至りました。



だから、どうか悲しまないで下さい。

「大好きな家族の為に戦う」これは僕自身の選択なのですから…



最後に姉ちゃん。

僕が例え失敗して家族を守る事が出来なくても、母さんを責めないで下さい。


サトシ


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