廊下に出ると、家中からカタカタと音がし始めた…
一体何が――?
周囲を見ると、裏返しにした鏡が表に戻り、倒した全ての鏡は起き上がっていた!!
そして、私が映る全ての鏡から声が聞こえてきた。
「逃がさないわよ…
もっと、もっと追い詰めて…
追い詰めてからよ!!」
私は近くの鏡を手にし、廊下に叩き付けた!!
「あははは――!!」
小枝子の甲高い笑い声が、廊下に響き渡る。
もう精神的に限界だ…
私は自分の部屋に戻ると、ベッドの上に座った。
でも、どうして鏡の中にしか現れないのだろう?
あ、智子にメールしておかないと…
明日は朝から、都野学園高校に行く!!
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