――翌日、 午後1番にあの子に当たった。 「こんちは~」 「こんにちは~」 「じゃあ今日はポールの間を走ってみようか!」 俺がシートベルトをはめて、出発を促すと 彼女はいきなり青くなり 「え…!?嫌、無理です」 なんて拒否した。 …勿論、俺はそんなの聞かねぇ 「嫌は無し」 とりあえずポールの置いてある場所まで運転させた… めちゃくちゃ嫌な顔してる彼女は無視で、な。 そして相変わらず肩に無駄な力が入ってる… あ~ほら! ハンドル戻すタイミングが遅い…!