お見舞いに来てくれた大山先輩が、あたしの惨状をみて、肩を貸してくれた。
気持ち悪さが少し治まったので、そのままベッドに横になった。
「大丈夫か?」
「……ハイ」
「祥子が、謝ってたぞ」
「え?」
「体調悪かったんだろ?オレも、気付いてやれなかった」
大山先輩が、イスに座った。
「な、何言ってるんですか。体調悪いのは、自分の事故管理のせいなんですから」
あたしは、大山先輩を見ないように答えた。
「欄、もぅ大丈夫なのか?」
「まだ、熱があるみたいですけど、大丈夫ですよ。明日から仕事できます」
「嘘をつくな。倒れてただろうが。ムリすんな」
「……ハイ」
「じ、じゃあ、行くわ。早く戻ってこいよ」
「ありがとうございました」
あたしは、大山先輩の背中を見送った。
1度も、大山先輩の顔を見ることはなかった。
次の日には、退院することができた。
体力もある程度回復したので、本日より南署に、出勤することにした。
「欄君。今日から出勤かい?」
「鮎川さん。おはようございます」
「もぅ大丈夫なのかい?突然倒れた時は驚いたよ。42度あったんだって?」
「そこまではないですけど。もぅ大丈夫ですよ」
「欄君、お手柄だったねぇ」
吉井さんも、加わってきた。
「お手柄?」
「欄君が、捕まえたあいつらが、自供したんだよ」
「あいつらって。あの2人組ですか?」
「そう。あいつらが、犯人だったんだ。よく見つけたよ。あの体調の中で」
「偶然です」
「今日は、無理しないで、ね」
「ありがとうございます」
「よぉ、欄」
高遠先輩が、挨拶にきた。
「あ、おはようございます」
「大変だったな。ゴミついてるぞ」
そう言って、高遠先輩は、あたしの前髪に触れようとした。
「イヤッ!」
あたしは、思惑高遠先輩の手を払いのけた。
孔明師範と重なった。
「欄?」
拒絶された高遠先輩が、少し驚いて、あたしを見た。
「あ、ごめんなさい。ちょっと、驚いちゃって」
あたしは、慌てて謝った。
「そうか」
気持ち悪さが少し治まったので、そのままベッドに横になった。
「大丈夫か?」
「……ハイ」
「祥子が、謝ってたぞ」
「え?」
「体調悪かったんだろ?オレも、気付いてやれなかった」
大山先輩が、イスに座った。
「な、何言ってるんですか。体調悪いのは、自分の事故管理のせいなんですから」
あたしは、大山先輩を見ないように答えた。
「欄、もぅ大丈夫なのか?」
「まだ、熱があるみたいですけど、大丈夫ですよ。明日から仕事できます」
「嘘をつくな。倒れてただろうが。ムリすんな」
「……ハイ」
「じ、じゃあ、行くわ。早く戻ってこいよ」
「ありがとうございました」
あたしは、大山先輩の背中を見送った。
1度も、大山先輩の顔を見ることはなかった。
次の日には、退院することができた。
体力もある程度回復したので、本日より南署に、出勤することにした。
「欄君。今日から出勤かい?」
「鮎川さん。おはようございます」
「もぅ大丈夫なのかい?突然倒れた時は驚いたよ。42度あったんだって?」
「そこまではないですけど。もぅ大丈夫ですよ」
「欄君、お手柄だったねぇ」
吉井さんも、加わってきた。
「お手柄?」
「欄君が、捕まえたあいつらが、自供したんだよ」
「あいつらって。あの2人組ですか?」
「そう。あいつらが、犯人だったんだ。よく見つけたよ。あの体調の中で」
「偶然です」
「今日は、無理しないで、ね」
「ありがとうございます」
「よぉ、欄」
高遠先輩が、挨拶にきた。
「あ、おはようございます」
「大変だったな。ゴミついてるぞ」
そう言って、高遠先輩は、あたしの前髪に触れようとした。
「イヤッ!」
あたしは、思惑高遠先輩の手を払いのけた。
孔明師範と重なった。
「欄?」
拒絶された高遠先輩が、少し驚いて、あたしを見た。
「あ、ごめんなさい。ちょっと、驚いちゃって」
あたしは、慌てて謝った。
「そうか」

