そしてあいつはコーヒー
をテーブルに戻した。

中はもう空だった。


「すっきりした。」

「そう?そりゃよかった。」

「また聞いてくれる?」

「いつでもどうぞ。」


俺らは席から立ち上がって
カウンターへと向かう。



「合計450円です。」

「…割り勘で。」

「誠、そこは奢れよ。。」



今度はどんな話が
聞けるのだろう。




end.