「海〜!!」 「綺麗〜!」 かもめにえびせんをあげたりアイスを食べたりして海を満喫した。 「ね…見て?あの女の人」 あずさが私の耳元で指を差しながら小声で言った。 その指先に目をやると女の人が岸壁に立っていた。 そのすぐ足元の海には花束が不気味に浮かんでいる。 .