幼なじみな僕ら。









夜の空気は、
透き通っていてとても気持ちがよかった。






半袖から出た腕が、夜風にさらされて。




冷たくて、気持ちいい。










さっき来た、実羽のメールには

「ハルと、付き合うことになった!」とだけ、
書いていた。










それだけでいい。

十分。





実羽もハルも、絶対に幸せになる。