電話口の向こう側から、ざわざわと声が聞こえた。 ・・・球場だ。 あっこ、球場にいるんだ。 「・・・もしもし??実羽??」 あっこの高い声が聞こえてくる。 「・・・うん」 「え??何??今、家にいるの」 多分・・・あっこは全部を知っている。 そんな気がした。