私は自分の部屋のベットの上にいた。 ごろごろと何度も転がる。 転がるたびに、ハルを思い出す。 私の頭の中は、ハルのことでいっぱいになっていた。 辛い時、いつも支えてくれたハル。 ちょっとぶっきらぼうなハル。 いろんなハルが、私の胸の中にたくさんいる。 こんなに・・・ハルのことを考えたのは、初めてだった。