言われて、ドキリとした。 昨日の昼間の、あっことの会話を思い出す。 ・・・私・・・あっこに言っちゃったんだ。 爽の気持ち。 急に、後ろめたい気持ちになる。 「・・・いるよ」 名前を出すつもりはない。 今ここで告白したって、フラれるのがオチ。 私は曖昧に、そう答えた。 そう答えて・・・私の脳に、ある人がふっと浮かび上がる。