月に、想う LAST LETTER


無理に悲しみを押さえ込んだ分

僕はおかしくなってきて


いや、はた目からは普通に見えたと思うけど


自分の中に渦巻く“何か”がどんどん、どんどん膨れあがって

そして、とうとう破裂した



部屋に入って引き出しを開けて

無意識にカッターナイフを握っていて


気が付いたら――――



それは、ついさっきの出来事。