好きな人は 友達で その人もまた親友でした。 その人は 自分が大切にしていた後輩と 付き合っていました。 叶わない恋をしていた。 それでも良いから と、 私は彼の [最高の友達]であろうと 彼を支える側に立ちました。 ところが フォローするはずの私が いつも慰められてばかりで 私は 少しでも返したくて ―「で、クリスマスプレゼント?」 「ぅん…。」 ゆっくり頷きました。 ***