Dark of Hearts

『俺はタツキだ。ダークキングは父親なんかじゃない!!』

タツキは完全否定した。

『クスクス。ダクトさんはダークキング様のご子息ですよ』

『違う…俺は…』

『あなたには幼い頃の記憶が全くないでしょう?それはあなたが人間界で生きてくために、ダークキング様があなたの記憶を消したからですよ』

カイはタツキの顔を見つめた。

『確かに記憶はないけど…でも俺は…俺は人間だ…タツキだ…』

タツキは頭を抱え込んだ。

『クスクス。ダクトさん、僕があなたを闇の人間だってこと証明させてあげますよ』

そう言ってカイは両手にCD-Rを持ち、フリスビーのようにタツキに投げ付けた。

『くっ…』

タツキは紙一重でかわした。

『甘いですよ』

タツキがかわしたCD-Rはブーメランのように戻って来て、タツキの右腕と左足をかすった。

『痛っ!!』

CD-Rのかすったタツキの腕と足から血が出ていた。