『これがセブンコードの能力か…』

ケンゴは巨大化した掃除機をしばらく見つめていて、あることに気がついた。

『あの掃除機…レイラの後にしか進んでない…』

ケンゴは閃いた。

『レイラ!!その掃除機はレイラの後にしか進めない』

『えっ?そうなの?…でも、だからと言ってどうしたら良いのよ!!』

レイラは逃げ回りながら叫んだ。

『俺に対して無警戒なら…よし、俺に任して!!』

ケンゴはそう言って、巨大化した掃除機の上に飛び乗った。

『スイッチは…これか…』

ケンゴはシャインソードを構えた。

『突き刺されぇーー!!』

ズボッ!!

ケンゴは巨大化した掃除機のスイッチ目掛けて、シャインソードを突き刺した。

『ギョギョ…ギョ…ギ…』

巨大化した掃除機はストップした。

『ふぅ〜、一丁やってやったぜ!!』

ケンゴは逃げ回り疲れ果てたレイラの方を見て、ガッツポーズをした。