合体ロボは両手を高々と上げ、リュウトの頭目掛けて振り下ろそうとした。

『うわぁ−!!』

リュウトはそれを見てもうダメだと思い、目を閉じ叫んだ。

ガシャーン!!

突然のその音を聞いてリュウトが目を開けると、高々と上げた合体ロボの手が天井の照明に引っ掛かり、電気で感電し、メインのパソコンはショートしてしまった。

『あ、あほな合体ロボ…まあ、とりあえず…』

リュウトは一応ストップした合体ロボにシャインガンをぶっ放し、合体ロボは分解され崩れた。

『イテテテ…』

壁に激突した神様起き上がり、リュウトの方を見た。

『リ、リュウト…おぬし一人で合体ロボを倒したのか!?凄いぞ、見直したぞ』

神様は成り行きを知らなかったため、勝手にリュウトを見直していた。

『え!?…え…まあ…その…もちろん。わし程度の実力なら合体ロボなんか相手にならんわぁ−』

リュウトは自信に満ちていた。