カナエがあまりに しつこく呼ぶので ため息をつきながら カナエの方を見る 『だって来るんだもん』 「何が?」 『イチ先輩』 あたしはカナエの 視線の先を 目で追った イチと目が合った あたしは咄嗟に 席を立った 『ユキちゃん?』 「トイレ」 あたしは急いで 教室を出る 昨日捻った足が まだ痛みうまく 歩けない 『イチ先輩 おはようございます』 .