20分もしないうちにノブくんの車が私の視界に入った。 ホントに来てくれた。 私から会いたいと言っても、ノブくんは会いに来てくれるんだ・・・ 近くのコインパーキングに停めてノブくんが車から降りる。 「ノブくんっ!!」 私の声は、自分が思っていた以上に大きくて、深夜の静かな闇に響いた。 見上げたノブくんが私に気付いて頭の上で大きく手を振ってくれた。 マンションの中に消えたノブくんを見て、私は急いで玄関に走った。 .