潤次と奈央は階段を下りてリビングに着いた。 「おはよう。朝ご飯出来てるわよ」 席に座って朝ご飯を食べる。 「奈央。明日から高校生何だからシッカリしなさいよ」 「判ってるー」 そう言いながらパンを口に運んだ。 この平和な日常がずっと続けば良いと潤次は思っていた。 けど、人生そう上手くいくはずがない。 平和など一瞬で崩れ落ちるのだから。