そんなことを考えてたら、あっという間に私の番。 愛も山田くんも、自己記録を更新したみたいで、遠くのゴールで晴れやかな顔をしているように見えた。 ピーッ! 先生の笛で、私は思いっきりプールの壁を蹴った。 先生に教えてもらった通り、フォームを崩さないように、しっかり水をかいて…。 25mの線を越えて、あと半分になったことを知る。 もう少し… もう少しで終わる。