『痛っ!!』


彼女がもう一発殴ろうとしてきた時先生は彼女の手を押さえた。


『殴りたいなら俺殴れよ。彼女には関係ないだろ?殴って気が済むなら殴りたいだけ殴れよ。』


『はっ。気が済むわけないでしょ?あたしは本気で先生のこと好きなのに!!』


『ごめんけど俺は彼女のこと好きだから君のことは好きになれない。』


泣き崩れる彼女に追い討ちをかけるように先生は言った。


『最低!!』 


彼女はあたしを睨み走り去っていった。