みんなは冷ややかな目をして晴男を見たが責めることなく席についた。 それが逆にみんなの思いの傷は深いと感じる。 大きな仕事が終わりみんな定時になればそそくさと帰る。 でも晴男は… 『行くぞ。』 あたしの手を取り社内を出た。