先生がくれたもの~運命に導かれて~



「でね、先生、教えてほしい事があるの。」


「…何?」


「先生にとってあたしって何?」


「何って?」


「ただの患者さん?」





違う。


瑠璃はオレのこと忘れてなんかいねぇ。


瑠璃は感覚的にオレを覚えているんだ。


「先生?」


瑠璃は心配そうにオレを覗き込む。


オレにはそんな瑠璃が


少し滲んで見えた。


「瑠璃、お前はな…」


「うん。」


「オレが出会う為に生まれてきた、たった1人の最愛の人だよ。」