先生がくれたもの~運命に導かれて~



「だから、瑠璃は本当に百合が好きだなって。」


「うん。大好き。白百合とか本当に大好き。」


「瑠璃?」


オレは瑠璃の前に立った。


「どうしたの?先生?」


「瑠璃、瑠璃は白百合だけは嫌いなんじゃなかったのか?」


「え…」


前に瑠璃は言ってたんだ。


百合は綺麗だから大好きだけど、白百合は嫌いだって。


白百合はお婆ちゃんが死んじゃった時に咲いてた花だから、これだけはダメだって。


「瑠璃?」


「先生…」


瑠璃はオレの手首を掴み、顔をオレの腕に引き寄せた。