「答えは『あたしが愛してるのは先生だから』だろ?」


「先生…」


「純って呼んでほしい時もあったけど、やっぱり先生って呼ばれる方が好きかな?純だと他の人みたいだから。」


「先生。」


何だか嬉しくてたまらなかった。


先生はこれからも先生でいてくれるんだね。


「ありがとう。」


「どういたしまして。そろそろ帰るか。外に出すぎるのも良くないし。」


「うん!」


あたしと先生は太陽に見守られながら病院に戻った。