眠っていた私は
いつの間にか病室にいた。

目が覚めると純がいた。

「お疲れ様。
男と女だな。

元気だったよ。
ありがとう
元気に産んでくれて。

俺の傍に戻ってきてくれて」

「ありがとう。純。

傍にいてくれたから
元気に産まれたと思うよ。」

とお互いの目には涙が
溢れていた。

泣き虫な夫婦だ。