労働の価値 その2

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そしてやがて、
時代が魔法から抜け出してからは、
「金の」聖杯を、
ありがたがるようになったのだ。

金だけのなかに、
生活のしくみのおおもとがある、
と。

それが形になったのだ、
と。

そんなふうに金をありがたがり、
その なんでもほしがる気持ちが、
死人すら、
墓場から引きずり出してくるまでになったのだ…。