労働の価値 その2

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だから、
ものによっては、
価値は持たないのに、
ねだんをもっている、
そんなものもでてくるのだ。

ねだんであらわすということが、
ここでは、
(たとえば数学でいう虚数のように)頭のなかだけのものになる。

しかし。

たとえば、
人間の労働から形作られたということがまったくないような、
たとえば荒地のようなものも、
頭のなかだけのねだんがつく。

そしてそれが、
じっさいの価値の関係、
あるいは価値の関係とつながりがあるということが、
隠されている。

そんなこともおきるのだ。