優はそっと、あたしから体を離すと―…
あたしの唇に
キスを落とした―…。
「…美衣…
大好きだよ……」
「あたしも…
優が大好き……」
そして再び
あたしの唇には
柔らかくて、温かい感触がして―…。
甘く、優しいキスから
次第に
息が荒くなってしまうほどに、濃厚なキスへと変わっていく…。
そして、そのままベッドになだれ込むように倒れると…
お互いの気持ちを
確かめ合うように―…
お互いの存在を
全身で感じ合うように―…
離れていた2年間の
距離を埋めるように―…
お互いを求め合って
何度も 何度も
体を重ねた――…。
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