トップ★シークレット〜あたしの彼氏は芸能人〜


「握手会で美衣に会ったら…

抑えてた気持ちが
もう我慢できなくなってた…。

どうしてもまた、美衣に会いたくなって…。

それで…

淳也に連絡して、今回の飲み会を企画してもらったんだ…。

淳也には、美衣のことを話したら、"協力してやる"って言ってくれてさ。」




…そうだったんだ。




「俺はまた美衣に会うことさえできれば、それだけで充分だと思ってたんだ…。

だけどまさか…

美衣も、今でも俺のことを好きでいてくれてたなんてな…。」



優はそう言うと。



呼吸をするのが苦しいくらいに

あたしをキツく、抱きしめた――…。



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