……どうしようっ!?




あたしってば

感情が高ぶって…

この気持ちを抑えることできなくて…

それで勢い任せで

優に"告白"しちゃったよ―…。



今更ながら

そんな自分の行動にドキドキしてしまっているあたし…。



優は―…

驚いた表情を浮かべ、あたしを見ている―…。





だけどずっと…

あたしは優に
この気持ちを伝えたかったから―…。




「…あたしね…。

優と別れたことを、今までずっと…

ずっと後悔してたの…。」

「…美衣…」



「あの時のあたしは、目の前のことしか見えていなくて…。

大切なものを見失いかけてた…。

優と別れてみて初めて、自分にとっての優の存在が、どれだけ大きかったのかを思い知らされた…。

失ってから気付いたって、
遅いのにね…。」




あたしはどうして―…



自分のことを
こんなにも想ってくれていて


自分も
こんなにも想っていた人の手を


あの時、離してしまったのだろう―…。



改めて後悔の気持ちが渦を巻く――…。





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