優からの 突然のプロポーズ――。 パニック寸前のあたしは 動揺を隠しきれない。 それから数秒程経ってから 言葉では言い表せないくらいの嬉しさが、一気に押し寄せてきて。 感情が高ぶり、瞳からは涙が次から次へと溢れ出してくる―…。 優……。 もちろんあたしの答えはひとつ。 「あたしでよければ、喜んで…」 .