何も答えることのできないあたしに 「…ねぇ、美衣…どうなの? 隠さずに、ほんとのこと教えて…。」 確信に迫る、真央の真剣な瞳…。 「―……………」 隠せない…。 嘘つけない…。 あたしは 静かにコクンと頷いた…。 …これでもう… 真央との関係も 終わっちゃうのかな…。 三人の間には、長い沈黙が流れて…。 あたしは怖くて、ふたりの顔を見ることができず、視線を地面に落としたままでいた…。 .