トップ★シークレット〜あたしの彼氏は芸能人〜


「…でも…

今日、紗菜に会って…
紗菜の話聞いて…
わかったの…。

こんなにも紗菜を追い詰めて、苦しめていたのは、あたしなんだって…。」



「…美衣、そんなこと…」



「今日、紗菜にね…

"美衣のことを友達だと思ったことなんて、一度もない"
って、そう言われて…。

あたしは、物凄くショックだった…。


でも、紗菜の立場になって考えたら…
そう思われて当然だよなぁ…って。」




あたしは紗菜を

深く深く
傷付けてしまったんだから―…。




"人を傷付けておいて
自分たちだけ幸せになろうだなんて、絶対に許さない―…"


紗菜に言われたその言葉が

あたしの胸を
ギューッと締め付ける―…。





人を傷付けたあたしには


幸せになる資格なんて
ないのかな―…









.