信じられないよ…。

信じたくないよ…。




こんなことするなんて

信じたくない―…。





何かの間違いだって…

そう思いたいよ…。






だって…あたしたち、



『友達』だよね…?






それなのに…

どうして…


どうしてなの…





そればっかりが

頭の中をグルグルと駆け回る―…。




気付けば、

床に落としてしまった携帯を広い上げると。



あたしはその相手に
電話をかけていた―…。





「…もしもし?

今日、どうしても会って聞きたいことがあるんだけど…。」






―…会って

直接確かめるまでは―…







あたしは

信じたくない…。






裏切られたなんて

思いたくないよ…。




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