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あれから
眠れない夜が続き



そしてとうとう


恐れていたこの日が
やってきてしまった…。




『週刊MONDAY』発売日…。



心臓をバクバクとさせながら、コンビニの駐車場に停車された車内の中で、長井さんの帰りを待っている俺―…。




「買ってきましたよ!」


長井さんの顔が緊張のせいか、強張っている…。



そして、長井さんは手に持っているコンビニ袋から例のものを取り出すと…


躊躇しながらも、それを俺に渡した…。




「―…………」


俺にもただならぬ緊張感が襲いかかる―…。



『週刊MONDAY』


その表紙を見た瞬間―…



俺の名前が目に飛び込んできて。

週刊誌を持つ手が震え出した…。




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