優はというと…

就職の内定が決まった矢先、イケメンの登竜門といわれている某コンテストで準グランプリに選ばれ、芸能界デビューすることが決まったのだ。



その話を聞いたときは、まったく実感がわいてこなかなかったけれど。


優が遠くに行ってしまうような気がして…

もう二度と会えないような気がして…




そう思ったら寂しくて…。
なんだか切なくて…。



心から喜んであげることができない自分がいたの…。





優、ごめんね…。


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