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今日は待ちに待った、優のオフ。



この日がどんなに待ち遠しかったことか…。



あまりの嬉しさに興奮してしまって、ほとんど眠ることができないまま、朝を迎えてしまったくらいだ…。



だけれど、眠気なんて感じないほどに、朝からハイテンションなあたし。





すると―…




〜♪〜♪〜♪♪

優からの着信音が流れて。



あたしは慌てて電話に出る。

「もしも〜し?」



「おはよ!
今着いたけど、準備できてる?」



「うん、できてるよ♪
今、行くから待っててね!」




早々と電話を終えると。


昨日から荷造りしておいた、少し大きめの鞄を持って部屋を出た――。




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