トップ★シークレット〜あたしの彼氏は芸能人〜



「すぐに社長が参りますので、お掛けになってお待ちください。」


その女性は、あたしたちに向かって、軽く頭を下げると、部屋から出て行った…。



「今のは、社長の秘書の如月さんね。
とりあえず、座ろうぜ。」



「うん…」

緊張のあまり、全身がカチンコチンに固まってしまっているあたしに、優は優しい笑顔を向けてくれた…。



あたしは軽く深呼吸をしてから、いかにも高級そうな、黒いレザーのソファーにゆっくりと腰をおろす…。



「そんなに緊張しなくても大丈夫だよ。」


優はそう言ってくれるけれど…。




いざ社長に会って。

そして、どんなことを言われるのかと思ったら…。




怖くて 怖くて

体が小刻みに震えていく…。







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