告白の舞台に選んだのは、 放課後の屋上。 「あたし、優のことが… 好き」 一世一代の告白…。 心臓がバクバクと暴れだして、あたしの声は震えていたに違いない…。 突然のあたしからの告白に 目の前の優は、目をまるくしながら驚いていて…。 あたしの緊張は最高潮に達して、地面がグラつく感覚に陥る―…。 優の返事を聞くのが恐くて… あたしは優の顔を見ることができずに、下唇を噛みしめ、手を握りしめながら、優の足元らへんを見ていた…。 .