冷蔵庫にある食材を確認すると、有り合わせのもので、さっそく料理に取り掛かる。


しばらくすると―…


「う〜ん、いい匂い♪」


なんて、シャワーを浴びて出てきた優が、腰にバスタオル一枚だけを巻き付け、キッチンへとやってきた―…。




「―…………!!」



改めて、明るいところでみる優の裸に―…

思わずドキッとしてしまうあたし。




その白い肌には、水滴が光っていて。


濡れた髪が、なんだかやけにセクシーだし…。


細いのに筋肉質で
腹筋は綺麗に割れている。

体のラインも
すごくキレイだ――…。




「…ボーっとしたりして、美衣どしちゃったの?」


不思議そうに、首を傾げている優。





―…………!!

や…、やばい…!!



あたしってば
優の裸に見とれちゃうなんてっ…!!


そんな自分に気付いた瞬間、顔には熱が集中してきてしまう。



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