キツい沈黙。 それを破ったのは、藤岡くんだった。 「……おい」 その声に反応してそっちを向くと、藤岡くんの瞳に捕まる。 目がそらせなくなった。 「……なに?」 「……今から、意味わかんねえこと言うけど」 そこでパンプスをあたしの足元に置いた。 カツン、と響くヒールの音。 藤岡くんが顔をあげる。 「聞いてくんね?」 その真剣な表情に、 あたしはうなずくしかなかった。