歩いていって、目の前に立つと、藤岡くんはあたしの手首をつかんだ。 そのまま近くの自販機のとなりにあったベンチに座らせられる。 「……え……藤岡、くん?」 「足」 え? と藤岡くんが指差したところを見る。 あたしの右足。 「痛ぇなら、ちゃんと言え」 そしてあたしのパンプスを脱がせて、自分も隣に座った。