廊下を歩きながら考える。 ……ほんとはわかってる。 悪いのはあたしで、 ただあたしがイラついて避けてるだけってわかってる。 だけど、認めたくない。 こんな女々しいのが、 こんなワガママなのが、 あたしだとか認めたくない。 自分をこんなうざい女にしたのが自分自身だなんて認めたくない。 イライラする。 アイツの顔思い出すとイライラする。 イライラする、のに。 ――会いたい。 なんて、アホすぎ――。 「!!」