それからの学校生活は“壮絶”の一言で、自分がどれだけ今まで何となくでやってきた中途半端人間だったか嫌というほど分かった。 「拓、最近カッコ良くなったね」 「何で前みたいに遊んでくれないのー?」 猫なで声を出す女に興味も持てなくなり、そうとう変な俺は甘さのひとつも含んでいない 「ナイスプレー」 陽のその言葉だけで全身の血が騒ぐ… 気付いたら目で追って 陽の言葉で一喜一憂して 目を閉じれば笑顔が浮かぶ これが恋という症状ならば、 きっと陽が初恋だと思う。