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 初めは白絵の具を使って失敗した。ぱりぱりと、皮膚からはがれてしまうのである。

 白粉を使ってみると、なかなかどうだろう、綺麗にできた。

 そうだ、帽子も用意しなくてはならない。

 あとは大きな刃物。どんなものだろう?

 包丁ではあまりにリアルすぎる。

 ここはインターネットという文明の利器に頼ることにしよう。

 いくつか目星をつける中、あるサイトの得物が目に止まる。

 表向きは作業用具の販売店であり、そういった許可を得て営業している店舗ではあるが、実質マニア向けの専門店である。

 その中のひとつ、実用性のみに特化した得物。

 これで問題ないだろう。

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