玄関に入ろとした次の瞬間.あたしの足が玄関の段差につまずいた。 「お前とろいんだな。」 前にいた櫻くんがあたしを抱きしめるみたいに抱えた。 『あっごめんっ。』 あたしは年頃の女の子ですから男の子にこうされるとやっぱ顔が赤くなるわけで... 顔が熱い~ 「俺が反射神経よくなかったらお前転んでたぞ」 コイツ... よくよく見たら.背も高いし.カッコいい部類に入るヤツかも。