沫雨恋愛




カサッ


足に何かが当たった






「‥?一ノ瀬これ‥?」












「ああ‥うん‥・。



 ちょっとね。おみやげ」









一ノ瀬が手にぶら下げていたのは‥


ビニール袋に入った小さな‥小さな紙袋。





















「誰に‥?」


































「…彼女。」




















ドックン









さっきとは別の‥心音がした