「じゃあ…あたし、4月に初めて航に会ったわけじゃなかったんだ…」


「そうなの…?」


「これって…運命かなぁ…?」




「うん。きっとね!」






泥だらけになったTシャツを着た航はふいにあたしを抱き寄せていた





嬉しくて涙が出ていた


もう会っていたんだ
って…