私は自分の席に 座るなり、机に 突っ伏して目を 閉じた。 隣の男の子が、 「お前…遅刻しといて 寝んのかよ…」 と呟いてたのを聞き ながら、 ―どうせこれで 終わりやねんから、なんで ちゃんと授業受けなあかんねん― と心の中で呟いてた。